院長ブログ

2023年7月30日

フッ素について

こんにちは!
長野県松本市浅間温泉にあります、とどろき歯科医院の院長 轟紀五です。

連日厳しい暑さが続いています。蝉の声が盛んに聞こえてくるようになりましたね!引き続き熱中症予防に努めましょう!

さて今回は、子供のむし歯予防についてお話しします。
とどろき歯科医院では予防歯科に力を入れています。
最終的にお子さんの永久歯むし歯ゼロを目指しています!

皆さん、お子さんのむし歯の予防に何が一番大切だと思いますか?

やはり歯ブラシ(ブラッシング)だと思いますよね!!
でも毎日しっかり、歯ブラシしても出来てしまう事があるんですよ。

ではどうしたら大切なお子様が永久歯むし歯ゼロに出来るのでしょうか?

実はそのために大切なこととして、大きく分けて3つあります。
1つ目はフッ素の使用を毎日お家で使用すること
2つ目は間食の制限!です。
そして最後は歯ブラシです。

まず今回は、フッ素の使用についてお話ししますね!!
お子さんの虫歯予防に最も欠かせないのがフッ素です!
フッ素のむし歯予防の効果
①歯質の強化
②再石灰化の促進

フッ素は、歯を強くする成分で、むし歯の予防に役立ちます。歯の表面を強化して、甘いお菓子やジュースにより出される酸から歯を守る力が高まります。また初期のむし歯の段階では、フッ素によって歯が再石灰化され、むし歯の進行を防ぐことができます。

そんなフッ素の使用量、濃度が2023年1月に改定されました!!改定のポイントは、6歳以上のお子さんでも大人と同じ濃度を使用できるということです!
歯磨き粉の裏の成分表に、
「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロン酸ナトリウム」と表記があり、濃度(ppm)がしっかりと記載されているものがおすすめです!

皆さんのお子さんはお家でフッ素を使っていますか?
「フッ素入りの歯磨き粉は使っているけれど、それではダメなの?」と聞かれることが多くあります。
もちろんフッ素入りの歯磨き粉は所定の濃度の物であらば効果はあります!
ですがフッ素入り歯磨剤で歯を磨いた後、しっかりお口をゆすいでいませんか?
ゆすぐことでフッ素が流れてしまいフッ素の効果を弱めてしまいます。
お口が泡だらけのままではお子さんも嫌がり、ゆすいでしまう子がほとんどかと思います。
ですので、とどろき歯科医院ではゆすがずに使用できるジェルタイプのフッ素や、洗口液タイプのフッ素をご提案させていただいています。

フッ素は歯の健康を促進し、むし歯の予防に役立つ大切な成分ですので、日常のケアに取り入れることをおすすめします。

 

とどろき歯科医院では、フッ素の最も効果的な使用法として
毎日家庭で低濃度フッ素を継続して使用して頂き
年3回以上歯科医院で高濃度のフッ素塗布をすることをお勧めしています。

次回は間食の取り方についてお話ししますね!!

また定期的に歯科医師の診察を受けることで、早期のむし歯の発見や予防対策を行うことができます。
とどろき歯科医院では小さなお子さんを歯医者嫌いにさせない取り組みとして、”4歳以下向けのひざ上診療”を実施しています!
気になるママさん、パパさんはお気軽にお問合わせください🎶

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