スタッフブログ

2020年7月1日

虫歯ができてしまったら〜虫歯を繰り返さないために〜

こんにちは。

松本市浅間温泉 とどろき歯科医院

TCの木村です。

 

新型コロナウイルスの蔓延も収まりつつあり、以前より外出される方も増えてきたのではないでしょうか。

長野県は観光地なので、今後は県外からの人の往来も増えていきそうですが、マスクの着用やソーシャルディスタンスを守るなどの予防は続けていきたいですね!

 

当院でも、スタッフの毎日の検温、体調確認、手洗いうがいの励行、定期的な換気や出来うる限りの消毒、マスク着用などの、細心の注意を払って診療を行っております。

まだ不安な日々が続きますが、ウイルスに負けないよう、皆さまもどうぞご自愛ください。

 

今回は、虫歯ができてしまったらどうしたらよいのか、についてお話しします。

子どもでも大人でも、いくら虫歯予防を心がけていても、虫歯ができてしまう可能性はあります。

虫歯ができてしまうと、すぐに歯医者さんに行って、歯を削って治療をしないと治らないイメージはありませんか?

虫歯の初期段階で、白濁(はくだく)という白く濁った状態であれば進行をある程度遅らせたり、止めることが可能です。虫歯が初期段階から進行し、黒くなったり穴が空いてくると、治療が必要になります。

子どもの歯(乳歯)で、大人の歯(永久歯)に生え変わるまで、初期段階の虫歯であれば、う蝕進行防止処置をしそのまま使う場合もあります。

新しいむし歯を作らない、また虫歯をこれ以上進行させないためにも、生活の改善(間食など)、歯磨きの見直しをする必要があります。それらを改善することで、将来生えてくる永久歯を虫歯にしない大事なきっかけになります。

 

大人も子どもも、虫歯になってしまったことを悔やむのではなく、今後他の歯を虫歯にしないためにはどうしたら良いのかを考えてみるといいですね!

 

しかし、子どもの場合は一方的に甘いものを禁止したり、強制的に歯磨きをさせても、子どもが納得していなければ意味がありません。

納得をしていなければ、隠れて甘いものを食べるようになる、より歯磨き嫌いになるなど、逆効果になってしまいます。

子どもには、「繰り返し伝える」という事はとても大切なことです。どうして甘いものを適量で我慢しなければならないのか、なぜバランスの良い食事や歯磨きが必要なのかを繰り返し、コミュニケーションを取って伝えていくことが大人の役割です。

 

そして、歯科医院もぜひ有効に活用してください。当院は、予防歯科に力を入れています。もちろん虫歯の治療も行いますが、お子さんの大切な歯を守るために、一緒に歯磨きの練習をしたり、食生活を見直すお手伝いをすることもできます。

大人の方にも、ブラッシングやフロスの指導等、予防のための指導は適宜行っています。

心配なことがあったら、ぜひ歯科医師や歯科衛生士にご相談下さい。

 

子どもの歯を守るのは、大人の役割です。将来、いくつになってもなんでも美味しく食べられるように、子どもの頃から親子一緒にお口の健康を考えていけたら素敵ですね!

 

梅雨に入り、気温の変化が激しく、体調を崩しやすい日が続きそうですね。

毎日体調管理に気をつけながら、スタッフ一同元気に診療していきたいと思います。

皆さまもどうかお気をつけ下さい。

 

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