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3歳までに整えよう!三色食品群とは?
こんにちは。
長野県松本市浅間温泉にある
とどろき歯科医院 TCの木村です。
台風19号、とても怖かったですね…。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と共に、1日も早い復興をお祈り申し上げます。
前回に引き続き、お子さんの食事と虫歯についてのお話をしたいと思います。今回は、食事を整えることについて、詳しくお話ししていきますね!
前回は食事を整えることで、子どもの虫歯を予防することにつながることをお話ししました。
では、「食事を整える」とはどういうことなのでしょうか。これはお子さんのみでなく、どの世代の方にも共通する大切なことなので、ぜひ読んでみてください⭐︎
皆さんは、【三色食品群】という言葉を聞いたことがありますか?保育園や小学校の献立表を見ると、メニューの他に、食材を3つの仲間に分類して記載してあると思います。
簡単に分類すると
○黄色の仲間
エネルギーのもととなる食品群
例)ごはん、パン、麺類など炭水化物、砂糖、油
○赤色の仲間
からだをつくるもととなる食品群
例)肉、魚、卵、乳製品、豆などのたんぱく質
○青色の仲間
からだの調子を整えるもととなる食品群
例)野菜、果物、きのこ類など
これら3つの仲間を【三色食品群】といいます。
食事の中に、この3つの仲間をバランスよく取り入れることが大切ということですね。
お子さんの中には、お野菜が苦手だったり、お魚が苦手だったり、いろんな食の好みがありますよね。大人だって同じだと思います。食べない食材に固執するのではなく、同じ食品群の違う食べ物で補うことができればそれでいいのではないでしょうか。
子育て中、いろんなお母さんと話す機会がある中で、せっかくがんばって作った料理を食べてもらえない…と悩むお母さんも多いと聞きます。凄く凝ったものを作る必要はないのです!ごはん、焼き魚、野菜たっぷりの味噌汁。それだけで十分バランスの取れた食事と言えます。無理せず、できる範囲でやっていきましょう!
3歳までは「生まれてから3歳までに食べるもので将来の健康が決まる」といわれるほど重要な時期です。子どもは離乳食を経て3歳くらいまでの間に、新しい味にふれ、食べられるものが増えていきます。歯が生え始め、噛める物が増えるのも、この時期です。この大事な時期に、お砂糖満載の甘いお菓子やスナックばかり食べさせてしまうと、偏食や虫歯の原因になってしまうと言われています。全く与えてはいけない、というわけではありませんが、食事の妨げにならない程度に甘いものは与えていくのがいいですね。そして、食べた後は歯磨きも忘れずに!
次回は、甘いものと虫歯との関係について詳しくお話ししていきたいと思います。
だんだん寒くなってきましたね。風邪など引かないよう、暖かくしてお過ごし下さい。