診療メニュー とどろき歯科医院のスタッフです。私たちがサポートします。
小児矯正
根本的原因から解決する子どもの矯正治療とは
~見た目が気にならない新しい小児矯正とは~
「うちの子、歯並び大丈夫なのかしら?」
「矯正治療も興味はあるけど、針金の矯正は抵抗がある・・・」
「何歳ぐらいから矯正治療って出来るのかな?」
このようにお考えの方は、一度歯医者でご相談されることをオススメいたします。
当院では小さなお子様がいらっしゃる親御さんから「歯並び」についてのご相談が年々増えている事から、小児予防矯正に力を入れております。
どうして歯並びは悪くなってしまうの?
今まで、歯並びが悪くなるのは遺伝が大きな原因であると言われておりました。しかし、近年の研究結果では遺伝だけが原因なのではなく、お口やアゴ周りの筋肉の発達が大きな要因であると言われております。
現在、歯の生え変わりの時期のお子さんのうち5人に4人の歯並びが乱れていると言われております。なぜ多くのお子さんの歯並びが乱れているのか、ご存知でしょうか?
最も大きな要因は「食生活」の変化です。昔に比べると食べるものが大きく変化しており、その結果、顎や口の周りの筋肉が十分に発達せずに、歯が生えるスペースが狭く、結果として歯並びが悪くなってしまうのです。正常な歯並びになるためには、アゴや口の周りの筋肉を正常に発達させることが何よりも大切になってきます。
「うちの子の発達は大丈夫かしら?」
心配になった方は是非、チェックリストで確認をしてみてください。
- 前歯がずれている気がする
- お口がポカンと開いている事が多い
- 指しゃぶりをする癖がある
- いびきをかいている
- 鼻づまりが治らない
- アトピー性皮膚炎である
- 口臭が気になる
もしも、一つでも当てはまるようにであれば、正常なアゴや口の筋肉が発達していない可能性があります。
正常に口やアゴの周りの筋肉を発達させるために重要な事は、実は呼吸や姿勢が深く関連しているのです。正しい呼吸方法・姿勢を保つ習慣を身に付けることで、将来正しい歯並びになるのです。
「小児矯正をするのは見た目が良くなるだけでしょ?」
今までの矯正治療は、見た目やかみ合わせを改善することが目的で、治療をすることがほとんどでした。ただし近年の小児予防矯正はただ単に見た目を改善するだけではありません。歯並びが悪くなる根本的原因である、呼吸や姿勢までも改善することを目的としております。具体的に呼吸を改善するということは「口呼吸」から「鼻呼吸」に改善することを言います。
本来人間の身体の構造は鼻呼吸が正しい呼吸方法なのです。呼吸を改善することでお口だけでなく身体にも良い影響があるのです。
- 正常な量の酸素が脳にも行きわたるので、集中力が改善する!
- 鼻の粘膜が空気中のウイルスなどを体内に入るのを防いでくれるので風邪などを引きにくくなる!
それだけではありません。研究結果によると、アトピー性皮膚炎、ぜんそくの改善、睡眠時無呼吸症候群の予防や改善などの影響もあるのです。
また顔立ちにも良い影響があるのです。ダラっとした口が空いてしまっている子が、口をしっかり閉じ、しっかりとした顔立ちに変化することもあります。
お子さんの成長に合わせた小児予防矯正とは?
当院の小児予防矯正はお子さんの成長のスピードに合わせて治療を行うため、負担の少ない矯正システムとなっておりまます。
また針金矯正のように、常に装着していなければならないというわけではないので、周りに矯正治療を行っているという事はバレることはありません。
またこの小児予防矯正というのは、一般的な矯正治療とは全く異なる考え方であり、見た目や嚙み合わせの改善を目的とするのではなく、歯並びが悪くなってしまう根本的原因である習慣を子どもの頃に良い習慣に変えていくことを目的としております。
一般的な矯正治療と小児予防矯正の違い
一般的な矯正治療 | 小児予防矯正 | |
---|---|---|
装置 | ワイヤーや床矯正装置を利用。 目立つ装置が多い。 |
マウスピース型の装置を利用。 取り外しができ、 平日1時間と就寝時に装着すればOK。 |
痛み | 力技で歯を動かすので痛みが伴う場合もある。 | 痛みは抑えられる。 |
抜歯の必要性 | 抜歯することもある。 | 抜歯しない。 |
治療中、 虫歯になる可能性 |
ワイヤーを利用する場合は取り外しができないため 虫歯になってしまう可能性が高い。 |
取り外しができお口のケアがしっかりできるので 治療が原因で虫歯になる可能性は低い。 |
治療後の保定装置 (リテーナー) |
必要 | 必要ない |
後戻り | 歯並びが悪くなる原因は改善されていないので、 歯並びが戻る確率が高まる。 |
原因から改善していくので、歯並びは後戻りしない。 |
歯並びの綺麗さ | 綺麗に整う。 | 機能性の回復を優先させるため、 一般的な矯正と比べ若干歯並びの綺麗さは劣る。 |
トレーニングの有無 | 行わない。 | 1日数十分のトレーニングを自宅で行う必要あり。 |
副次的効果 | 特になし | 正しい姿勢の獲得 アレルギー改善 アトピー改善 いびきの改善 喘息の改善 免疫機能の向上 飲み込み機能の向上 |